◎決算サマリーと業績予想 ・第32期決算は、営業収益は106.0億円(前期比+0.9億円)、当期純利益は54.9億円(+0.3億円) ・1口当たり分配金は、10,766円(前期比+240円) ・第33期(2020年12月期)業績は、営業収益は106.8億円(前期比+0.7億円)、当期純利益は51.6億円(-3.3億円)、1口当たり分配金は10,110円(前期比-656円)を予想 ・第34期(2021年6月期)業績は、営業収益は107.1億円、当期純利益は53.6億円、1口当たり分配金は10,490円を予想 ▽新型コロナウイルス感染症の影響及び対応 ・保有施設において新型コロナウイルス感染症拡大防止のため休業や営業時間の短縮を実施-全館休業 7物件、一部店舗除く全館休業 10物件、時間短縮営業 20物件 ・社会的責任やテナントとの中長期的なリレーション強化のため、賃料の支払猶予又は減免等の支援を実施 ・フリーキャッシュを活用し、フロンティアとして初の自己投資口取得を実施 <分配金への影響> 第32期:新型コロナウイルス感染症拡大の影響による賃貸事業収入の減少はあるものの、修繕計画のコントロールや自己投資口の取得等により予想比+166円の増配 第33期:新型コロナウイルス感染症拡大の影響による賃貸事業収入の減少リスクを330百万円見込む 第34期:新型コロナウイルス感染症拡大の影響による賃貸事業収入の減少リスクを235百万円見込む ▽ポートフォリオ強化への取り組み ・スポンサーパイプラインを活用した優良物件の取得(TENJIN216、ララシャンスHIROSHIMA迎賓館(底地)) ・増改築事業完了による内部成長の実現(ブランチ博多パピヨンガーデン(旧名称:パピヨンプラザ)) ▽堅実かつ保守的な財務運営 ・堅実かつ保守的な財務運営を継続、高水準の格付を維持 第32期末時点LTV:47.2% 発行体格付:JCR;AA 安定的 ◎運用ハイライト ▽大規模ショッピングセンター <三井ショッピングパーク ららぽーと新三郷(リージョナルSC)> ・アネックス棟の転借人の入替を実施。後継としてゼビオグループがスポーツの楽しさを結集した新業態として出店し、2020年7月29日グランドオープン。スポーツからアウトドア、e-sports専用ブースまで多彩なコンテンツが充実 ▽中規模ショッピングセンター <ブランチ博多パピヨンガーデン(ネイバーフッドSC)> ・2018年10月以降大和リース株式会社と推進してきた増改築事業が完了 ・2020年3月13日、大和リース株式会社が建築した新建物の取得とともに、「ブランチ博多パピヨンガーデン」としてオープン ・新築物件への改築による築年数の低下、マスターリース契約締結による長期安定収益の基盤の確保など内部成長を実現 ▽都心型商業施設 <TENJIN216> ・スポンサーが2019年11月に増改築した物件をパイプラインを活用し取得 ・天神エリアの中でも、スポーツカジュアルブランドやアップルストアなどの路面店が集積する天神西通りとマロニエ通りの角地に所在 ・ガラスカーテンウォールの店舗部分には人気ファッションブランドのリーバイスとニューバランスが出店 <池袋スクエア> ・アメリカンイーグルの後継としてKDDI直営店「au IKEBUKURO」が出店し、2020年7月29日オープン。KDDI直営店最大規模の展示数を誇る展示フロアでは、auの最新ラインナップなどを多数取り揃える ・転借人の入替により賃料が約4%上昇 ▽底地 <ララシャンスHIROSHIMA迎賓館(底地)> ・スポンサーパイプラインを活用した取得 ・広島駅から徒歩約10分の、旧・東広島貨物駅のヤード跡地におけるMAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島を核とした「広島ボールパークタウン」内に所在 ・本物件上に立地するハウスウェディング施設(2015年開業)は、広い敷地を生かした広がりのある施設配置により、商圏における高い競争力を有する ▽財務面の内部成長 第32期末時点の借入金等の平均調達コスト:0.43%、平均残存年数:5.33年
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。