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ひらまつ(2764)の中間決算は、堅調な外食・国内旅行需要の取込みよる集客増に加え、各事業の付加価値向上による戦略的な単価アップ施策が奏功し、売上は計画を大幅に伸長


◎業績概要
・売上は前期比10.8%増の64.54億円、営業損失は1.3億円
・堅調な外食・国内旅行需要などによる集客増に加え、各事業において付加価値向上による戦略的な単価アップ施策が奏功。売上は各事業とも大幅に増収
・増収効果により、大幅な利益増
・増収に伴うコスト増に加え、人員充足のためのコスト(採用、アルバイト、派遣)等の一部コストが増加したものの、営業利益は大幅増益(損失減)
▽予実比較 売上分析
・レストラン事業は、堅調な外食需要を踏まえ、高付加価値・高単価のメニューやフェアの販売を強化。来店意欲の喚起と単価アップにより計画比大幅増収
・ブライダル事業は、主に単価アップ施策により計画比増収
・ホテル事業は、昨対では増収。数店舗が立地のマーケット動向により計画比減収
▽予実比較 利益分析
・増収効果により、大幅な利益増
・増収に伴うコスト増に加え、主に人員充足のためのコスト(採用、アルバイト、派遣)が利益を圧迫し、営業利益は計画比微増
▽貸借対照表
・当期純損失により自己資本比率が1.3%低下
・増収増益(損失減)によりROA、ROEは改善
▽投資計画(’24年3月計画比)
・当初計画1,014百万円に対し694百万円の投資を実施
▽業績目標
・中期経営計画の着実な達成に向け、当上半期は全ての事業で予算を上回る

◎スタンダード市場への移行について
・2023年10月20日 スタンダード市場へ移行
2023年4月1日施行の東証規則改正に基づき、スタンダード市場への移行を選択。10月20日に一括移行

◎新中期経営計画の進捗と達成に向けた取り組み
▽新中期経営計画のゴール
・アフターコロナを見据えた攻めの成長戦略の実行により早期財務健全化と、その先の更なる飛躍的な成長に向けた土台を確立する
▽事業成長に向けた基本方針
・当社の全ての事業の根幹はレストラン。全事業共通の提供価値である「食体験」 と「ホスピタリティ」を磨き込み、価値を広く顧客に周知していく
▽新中期経営計画 2023年3月期第2四半期の進捗
・「付加価値の向上による単価アップ」施策に基づく戦略的な価格政策により、売上・利益とも計画を上回り順調に推移
▽新中期経営計画2年目となる2024年3月期の取り組み
・今期の営業利益黒字化とその先の成長に向けた取り組み
・高付加価値の提供による適正単価の追求
・人員の適正化による実行性・生産性の向上
・収益性を高める、コストの最適化
▽ひらまつが目指す姿
・人々のプリミティブな喜びに応えていくことが、“ひらまつ”の原点であり使命です
MISSION - 食の可能性を広げ、心ゆさぶる「時」を提供する。

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