ひらまつ(2764)の中間決算は、昨対では、ホテルを7月1日より運営受託に移行した影響により減収、各利益は増益
◎業績概要
・売上は前期比13.9%減の55.5億円、営業損失は0.5億円
・猛暑等の影響があったものの、各種施策や取り組みが奏功し、売上は伸長
・増収効果と各種コスト管理により営業利益、経常利益、四半期純利益は全て増益
・昨対では、ホテルを7月1日より運営受託に移行した影響により減収、各利益は増益
▽予実比較 売上分析
・レストランは法人を中心としたパーティー需要の大幅回復、カフェの伸長等により増収
・ブライダルは多様化する顧客ニーズを捉えた商品提案等により組単価が向上し、増収
・ホテルは富裕層団体やインバウンド取り込み等により単価が向上し、増収
▽予実比較 利益分析
・増収効果に加え、適切なコスト管理により営業利益は増益(損失減)
・当期純利益はホテルの資産売却により1,808百万円の特別利益を計上し、大幅増益
▽昨対比較 売上分析
・猛暑等により婚礼や宿泊の延期・中止の影響があったものの集客と単価アップに向けた様々な各種施策や取り組みにより全ての事業で増収
▽昨対比較 利益分析
・増収効果に加え、適切なコスト管理により営業利益は増益(損失減)
・当期純利益はホテルの資産売却により1,808百万円の特別利益を計上し、大幅増益
▽貸借対照表
ホテル資産の売却により、財務状況が大幅に改善
①有形固定資産の大幅な減少により、総資産が12,463百万円となった
②長期借入金返済により有利子負債が減少し、負債が6,417百万円となった
③ホテル資産の売却に伴う特別利益により純資産が6,046百万円となった
④これらの結果、自己資本比率は48.3%となった