◎成長戦略 ▽エグゼクティブ・サマリー ・前期に発表した成長戦略のもと、ポートフォリオ強靭化に向けた取組みを着実に推進 <外部成長> ・ポートフォリオのクオリティ向上に資する戦略的入替の実施 ・マーケット環境の変化に柔軟に対応した運用ガイドラインの一部見直し <内部成長> ・オフィステナント入替/契約更新に伴う賃料増額は、入替が少なく、目標の+5%/期に及ばずも、第27期の賃料増減率(売却予定物件控除後)は、+4.8%/期を見込む ・戦略的バリューアップ投資効果見込 NOI+84百万円/年 <投資主還元> ・継続的な売却益の創出、一部を内部留保し、物件取得や戦略的バリューアップ投資などの施策に活用 ・市場環境と資本コストを意識した投資主価値向上に資する最適なアロケーション実施 ◎決算ハイライトと業績予想 ・営業収益は11,013百万円(前期比+1,050百万円、予想対比+179百万円)、営業利益は6,835百万円(前期比+1,181百万円、予想対比+103百万円) ・1口当たりNAVは111,510円、前期比2,843円、含み益の更なる増加 前期比+30億円 ・第26期1口当たり分配金は2,345円 ・ポートフォリオ強靭化(築浅化)を進める過程で、売却先行時期の存在や減価償却費増加により、一時的に成長スピードが緩む時期は売却益でDPUを支え、5年以内にEPU2,250円超を目指す ・第27期の業績は、営業収益は11,528百万円、営業利益は7,345百万円を予想 ・第27期の1口当たり分配金は、2,421円を予想 ・第28期の業績は、営業収益は9,834百万円、営業利益は5,758百万円を予想 ・第28期の1口当たり分配金は、2,250円を予想 ◎第26期(2025年6月期)の運用状況 ▽稼働率とフリーレント期間 ・契約稼働率、賃料稼働率共に概ね堅調に推移 ▽テナント入退去状況(オフィス) ・テナント入替え時の賃料増減率が+10.8%と4期連続でプラス改定を継続 ▽テナント契約更新状況(オフィス) ・契約更新時の賃料増額改定が実現 ▽賃料増減額とレントギャップ(オフィス) ・賃料増減率(入替え+契約更新時)が6期連続プラス。月額賃料増額658万円と前期対比+53.9万円/月を達成 ・マーケットの空室率が低下し、マーケット賃料が上昇、レントギャップは▲6.14%と拡大 ▽テナント入退去状況及び稼働率(住宅) ・期末稼働率は98.2%と高稼働 ▽賃料増減額(住宅) ・テナント入替え時、契約更新時の賃料増額改定の取組みを継続し、増額を実現 ▽財務運営 ・強固な財務基盤を維持 ▽サステナビリティに関する取組み ・ESGへの取組みを非常に重要な経営課題の一つと位置づけ、環境負荷の低減やステークホルダーとの連携・協働に努める
当社の将来についての計画、戦略及び業績に関する予想と見通しの記述が含まれています。これらの情報は現在入手可能な情報による判断及び仮定に基づき算出しており、今後の事業内容等の変化により実際の業績等が予想と大きく異なる可能性がございます。